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灰~カイ~リンク集

長くなったのでリンクを作りました。読み直しにどうぞ。
あらすじは白字で書いてあるので、反転してお読みください。


1章 マリー
1節 アイダン隊長の微笑み
夜も更けた傭兵団事務所では、隊長と3人のベテラン傭兵が、慣れない事務仕事に追われていた。騎士団でも手におえない美しき殺し屋ヤックの追跡、素性のわからない4人の傭兵志願者の身元調査。やがて、一番融通の利かないはずのアイダン隊長までもが投げやりな対応をし始める。
2節 問題児達
突如コレン村を襲った魔法による爆風。魔術師の家には怪我人が押し寄せていた。地獄絵図の中、傭兵団事務所を見舞ったフィオナ・ベラ・リシタ・カロックは、隊長以下4人を救出し、原因の調査を申し出る。事故にショックを受けているベラと、力が強く救助向きのカロックはお留守番。フィオナとリシタが森へ向かう。
3節 似ている少女
爆心地となったのは、森の中の娼館だった。その前に一人佇む全裸の少女は、男達を拘束し、爆発で殺したのは自分だと淡々と語る。少女には魔族の印があった。家族を魔族に殺されたリシタは少女に襲いかかるが、人に家族を殺されたフィオナは少女を庇う。事故のショックか記憶をなくしている少女を宿に連れ帰ったフィオナは、彼女の味方であり続けると少女を慰める。
4節 オルテル城のサキュバス
オルテル城にはサキュバスがいる。現法王の娘であり、城主インケルスの妻であるシルヴィアは、今日もならず者達を葬り去る。そこへやってきたのはインケルスの部下シルベリン。いつになく彼の機嫌が悪いのには理由があった。愛で世を荒らすサキュバスが、また一人この世に誕生した。シルヴィアがサキュバスとなった時の乱で家族を失ったシルベリンは、一人だけ千切られた家族写真を手に、復讐を誓う。

2章 リシタ
1節 男はクズばかり
目が覚めるなり、私に剣を向けてきた真っ黒な肌の小男、リシタ。フィオナはリシタを鎮め、私を食堂に連れて行ってくれた。かっこよくて美人なベラ、巨体のカロック等に混じり、やはりリシタもいる。大喧嘩になった挙句、リシタに悪口雑言浴びせて追い払った私だったが、記憶を亡くした私にあてがわれた名前は、リシタが初対面の私をそう呼んだという「マリー」だった。
2節 集中砲火
爆発を起こした要注意人物である以上、傭兵にはなれない私だったが、魔法の腕を買われて手伝いをすることになった。最初の仕事は、爆風で壊れた神殿の再建。僻みだと解ってはいるが、心優しく可憐なティイにイライラしてしまう。と、突然現れた凶暴な大蜘蛛。村に被害を与えず始末できるよう、高い塔に誘導したものの、足場の悪さに苦戦する。階段が崩れ、もうだめかと思ったが、何者かに抱きとめられ事なきを得た。その人物は……
3節 心の決戦
私を助けたのはリシタだった。翌日言う心算もなかったお礼を言ったことから仲直りしてみれば、ツンデレだが優しいとわかった。村では、大蜘蛛に生身で立ち向かったハルクという青年が話題になっていた。彼がピュアでまだ年若いことを知るマリーは、ハルクに殺生をさせ物資を得ようとする能天気な村人に憤りを覚える。その時、コレン村に招集命令の角笛が響き渡る。
4節 見殺しにした姉
ノールとの決戦の日。ノール達は何故かマリーだけを狙った。自ら囮になるマリーを守ろうと飛んできたリシタはノールを全滅させ、何故犠牲になろうとするのかと泣き叫ぶ。「マリー」とは、リシタが幼いころ魔族の襲撃を受けた時、見殺しにしてしまった姉だった。後悔し、姉に似ているマリーを抱き締めて声を震わせるリシタに、マリーは切なく思いながらも声をかける。

3章 カロック
1節 大人気の秘密
蜘蛛に追われ、ノールに狙われ……そんなある日、カロックが私を釣りに誘う。魚にまで好かれる私に苦笑しながら、カロックは、私はサキュバスで、その能力故様々なものを惹きつけるのだと言った。魔族だと言われた言葉は真実だが、受け入れられない。ベラは魔族であることを楽しめと言い、皆が自分の敵になったのではないかと怯える私を宿屋に無理やり連れて入った。
2節 誰かのための魔法
サキュバスはその特性上、見目麗しくなる。ベラにフィオナ、ティイ、クローダが待ち構えていた宿屋で、私は着せ替え人形にされた。だが、ちょっとでも露出がある服だとベラに却下されてしまい、結局地味な服に落ち着く。リボンが欲しいなと思えば、スカートに難なくリボンが付いた。ベラ曰く、私が使ったのは錬金術で、それもかなり難しい部類の物。「お前が戦争なんかに力を使わなくて済む、幸せな未来を願ってな。」私を育て、教えてくれたのはどんな人だろう。
3節 可愛いものと女子会
それは1週間前のこと。魔族の前線基地に近い平原に行ったハルクは、迷子の幼いグレムリンを拾ってきた。それをムリンと名付けて飼いはじめ、今日はコレンの女性陣とムリンを愛でる会である。フィオナの好きなタイプを聞いて来いと言うリシタが頭にきたが、オフスタイルの女騎士ドウィンさんが可愛くて、リシタもムリンもそっちのけになる。だが、ドウィンさんの思い人、カダン騎士団長が、憎きティイの恋人らしい。錬金術フル稼働でかわいらしい小物を作ってはプレゼントし、ドウィンさんを応援する私に、カロックが再び話をしようとやってきた。
4節 灰色の存在
元は人間であるサキュバス、そしてカロック・リシタ・ハルクのような魔族と人間の混血種は、人間とも魔族とも言い難い。それ故、魔族を全滅させた時に女神が降臨すると言う予言の最後の砦ともなっている。カロックはマリーに言う。戦争を激化させないためにも、魔族人間両方を恨み、抗い続けろ。しかしどちらも愛せ。

4章 フィオナ
1節 ダンディー
もうすぐハロウィン。クローダは仮装に浮かれているけれど、その前に困った事態が。かぼちゃの産地アユルンが魔族に侵攻されたことにより、かぼちゃが手に入らないというのだ!かぼちゃを探しにロチェストの食料品店兼酒場へ行く私に襲いかかるはナンパ。と、ダンディーなおじさんが追い払ってくれる。彼の名がかの殺人鬼ヤックと同じと聞いて攻撃してしまったけれど、おじさんは笑って許し、サキュバスだったというお嫁さんの話をしてくれた。けれど、彼女は過激派の人間に殺されてしまったという。おじさんは、何があってもアユルンには近付くなと私に言った。
2節 王国騎士
私をコレンに送ってくれたおじさんだったが、フィオナに急襲される。なんでもおじさんは王国騎士で、フィオナは10年間、内乱で騎士に家族を殺されたらしい。そんな中、ドウィンさんに付いてきた騎士学校生徒会長アリスは、アユルンの調査を任されたと大喜び。しかし、聞けば聞くほど後ろ暗い事情を持つアユルンにアリス一人で行かせるわけにはいかず、私はアリスについていくことにする。
3節 先立たれる
アユルンのゴブリン達は私でなく、アリスを狙う。異常だと感じ引き返そうとしたものの、ある男に行く手を阻まれる。男は私を「イヴィ」と呼び、殺そうとしていた。そのイヴィは王国騎士に殺されたらしい。アリスは逃がしたものの殺されかけた私を助けてくれたのはおじさんだった。おじさんと同じヤックという名のその男は見慣れぬ飛び道具を使い、おじさんは追い詰められる。やがて合流したリシタが足止めしてくれたが、その時、逃げたはずのアリスの頭を、ゴブリンの手が掴んだ。
4節 ロチェスト内乱
フィオナはマリーにすべてを語った。10年前のロチェスト内乱は、騎士団のキメラ生成実験の隠蔽のためだったということ。キメラとして造られた者達と、彼らに味方する者の暗殺は、キメラの反逆によって内乱にまで発展した。その味方する者の筆頭が、幼いフィオナだったのだ。そして、フィオナの両親を殺したのは、現副指令ルダレックの親だった。フィオナは、マリーを守るおじさんは、かつてフィオナをロチェストから逃がしてくれた人だと話す。そして、困ったことがあったらベラに言え、私はやらなきゃいけないことがあると言い残し、コレンを出ていった。

5章 ベラ
1節 愛しい人
「フィオナを守るためだけに生きてきたんだ!」コレンの門でフィオナを待ち構えていたベラが叫ぶ。取り残された私は、ベラにお目付け役を頼まれたリシタと話し始めた。ヤックから守ってくれたことにお礼を言うと、姉と重ねてしまっているだけで、大層な心構えがあるわけではないと苦笑いされた。戻ってきたフィオナに手を振るリシタから離れ歩いていると、傷心のドウィンさんと出会う。お前が一瞬アリスに見えた。そう言われ、私は自らの「会いたい人の姿に見える」力が、世の人が言うように男を誑かすためではなく、人を癒すためであってほしいと願う。
2節 策士
とにかくおじさんに会いたくなってロチェストへ行った私が出会ったのは、よりにもよってルダレックだった。挙句騎士学校に入れと言う。話の途中で騎士団事務局に戻ってきたおじさんと共に、恐れるものを見せるというロセンリエンの迷宮へ行くと、おじさんの最悪の記憶が再現された。魔族に殺されたおじさんのお嫁さんは、私に瓜二つだった。おじさんは、私が3度目の「イヴィ」の生まれ変わりであること、イヴィは生まれ変わる度、おじさんや似た顔の男と愛し合い、私の記憶にもある家で殺されていると教えてくれた。だから、騎士学校に入り、近くに、守れる場所にいてほしいという。「俺はもう、イヴィ以外愛せないからな」果たしてそれは誰の事なのか。
3節 胸囲の格差社会
嫁は人間に殺されたと言いながら、ロセンリエンの迷宮で見た記憶では魔族に襲われていたおじさん達。人間不信になった私は、気分転換に当初の目的である南瓜探しを始める。ムリンをつれ、行き損ねていたオルテル領へ向かうと、そこに領主の妻であるサキュバス、シルヴィアが現れる。おじさんに嘘をつかれたと訴える私に、シルヴィアさんはおじさんから聞いた話を教えてくれた。「イヴィ」を愛する男は皆サキュバスと人間のハーフで「ヤック」という名だということ。かつて王国騎士団は、魔族と人間のハーフを殺したがる魔族の目的を利用して、ロチェストへ侵攻した部隊を私たちに差し向けて、私たちを犠牲にしてやり過ごしていたこと。憤る私を前に、シルヴィアさんは狂ったように笑い始めた。自分と夫を引き裂いた騎士団。法王庁の滅びる様はさぞ絶景だろうと。

To be continued......
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